情報処理技術者試験は必要か?

先週の日曜日に、情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャを受けてきた夫です。

みなさん、情報処理技術者試験を受けたことはあるでしょうか?

IT技術者として、会社の方から受験を推奨されたり、昇格条件に取得が必須だったりするかと思います。

うちの会社は、昇格の条件として、基本情報技術者試験が必要で、管理職になるには応用情報技術者試験の資格が必要です。なので、私は必然的に資格が必要で、基本も応用も取得しています。

情報処理技術者試験の資格は必要か?

さすがに所属会社で、昇格条件になっていると受けないといけないと思いますが、それ以外の場合は実際に必要でしょうか?

私の答えとしては、仕事する上で、外向きには資格は必要ありません。内向きには必要と考えます。

まず、外向きですが、外向きとはお客様と仕事する上で必要かという意味で捉えてください。お客様と仕事するときに資格を持っているかどうか問われたことはありません。またこちらからも資格を持っているか確認したことはありません。仕事できるかどうかは、今までやってきた経験やこれから本人がどのようにしてこうとしているかの考えが重要だからと思っています。

もちろん、SESとかで面談があるときに資格があれば加点にはなりますが、話の中で、技術がわからなければ、「あ、このひとは資格持っているけど何もわかってないな。」となり見送りになります。

次に、内向きですが、内向きとは自分にとって必要かという意味で捉えてください。ただ、資格が必要というよりは勉強の過程が必要と思っています。先ほども言いましたが、資格は必要はないですが、技術や知識は必要です。知識を増やすには、実際の業務で学べることもありますが、業務で関わらない知識は自分で習得するしかありません。その時にどうすればいいかというと、情報処理技術者試験の求められる知識を習得したほうがいいと考えています。

なので、合格を目的にするのではなく、知識習得を目的にした学習が本来必要となると考えています。

知識習得のための学習方法

みなさんに参考になればとは思いつつも、自分のやって来たやり方なのであまり参考にならないかもしれません。

私のやり方は、試験は毎回受ける、受け続けることで知識を習得する。になります。

なにそれ?って感じですよね。でもそうなんです。応用情報技術者試験も何度か受けて合格しています。応用情報技術者試験を受ける人って、仕事では中心メンバーのひとりなので忙しくて勉強するのが非常に難しい人だと思っています。場合によっては、試験会場に行くことすら難しい場合があります。

ちょっと話がそれますが、試験を受けない理由に仕事のせいにしている人も多いかと思いますし、リリース直前の対応やトラブル対応で休出となり、試験が受けれない人もいると思います。

試験会場に行けばわかりますが、だいたい5席に1席は空いています。ひどい時には、連続して3席ぐらい空いている時もあります。試験を受けるだけでも過酷な環境にいるということだと思っています。

仕事が忙しく、試験勉強ができないのが普通と思いますので、試験勉強ではなく、日々の知識習得の勉強でやっていくのが効果的と思っています。

とはいえ、勉強方法は、情報処理試験の参考書と過去問を解くことでいいと思います。目的を自己学習の位置づけにして、自分の実力を試すために試験を受けるといった感覚が必要と思います。

日々の学習方法

まずは、大きめの書店に行きましょう。情報処理試験のコーナーで参考書を立ち読みして、自分にとってわかりやすい参考書を買いましょう。

で、勉強方法は空き時間に参考書を読むです。通勤時がお勧めです。特に会社に行く時です。帰りは頭も疲れているのであまり効果がないと思っています。とりあえず、これを半年続けてください。合格できなければさらに半年続けましょう。さすがに毎日は飽きてくるので自分のペースで進めるようにしてください。

試験対策

知識習得の勉強といっても、せっかく試験を受けるなら合格したいですよね。なので、試験直前はさすがに過去問を解いた方がいいと思います。合格のためなら過去問を丸暗記してもいいです。ここだけは知識習得ではなく合格を目的をやればいいと思います。

過去問については、こちらの過去問道場がお勧めです。

基本情報技術者過去問道場

応用情報技術者過去問道場

スマホで手軽に過去問を解けるので通勤時間の利用することができます。

で、なんと高度情報処理のプロジェクトマネージャにも対応しています。今回の試験はこのおかげで午前Ⅱは、合格できていると思います。

プロジェクトマネージャ過去問道場

プロジェクトマネージャを何回受けたかもわからないくらい受けています。なので、論述式は時間内に書き切れる自信はつきました。また、経験と基礎知識を組み合わせれば難しくもありません。

合格していないのに論述式ができると思っているのは、システムアーキテクトに合格しているからです。システムアーキテクトも何度も受けましたが、初めての論述式の採点でA判定でした。

半年に一度、論述式を受けることで時間内に論述するスキルが身に付いたと思います。これは普段の勉強では絶対できないと思っています。みなさん、考えてみてください。仕事が休みの時に2時間集中して、論文なんて書けますか?私には絶対に無理です。

高度情報処理については、午後Ⅰが勝負となります。ただ、これは試験勉強をしてもなかなか難しと思います。なので、合格するまで受け続けるのです。

繰り返しになりますが、試験には落ちても確実に知識は身に付きます。仕事で未経験の新しいプロジェクトでも知識はあるのでついていけます。他の技術者と話が普通にできるようにはなります。

あと、最近の技術について問われることももちろんあります。過去問にはありません。ただ、新しい問題は日々の仕事で興味を持っていれば、簡単です。直近ではアジャイルに関する問題が増えましたが、アジャイルに興味があれは初歩的な問題なのでラッキー問題です。

今回の応用試験では、USB C コネクタの問題があったようですが、こちらも日々使っているパソコンに興味があれば、超ラッキー問題です。

ちょっと長くなりましたが、今回のプロジェクトマネージャ試験は、午後Ⅰが私にとってはかなり難しかったです。また、来年受けることになりそうです。

春には、ITストラテジストを受ける予定です。(2回目)

お勧め書籍(高度情報処理試験)

私がお勧めは、ALL IN ONEシリーズです。

午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの対策がぎゅっと詰まっていて、通勤時にもなんとか持ち歩けるサイズ(重さ)です。

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